バレンタインデイ

今日は、バレンタインデイ。
中学校は、いわく名状しがたい空気に包まれいた・・・・と書くつもりでしたが、全然普段と変わらない月曜日でした。
「なに?この日に、平常心でいられるイマドキの中学生って!」


私が中学生だったン十年前のバレンタインデイは、もっと情念が渦巻いていた、と記憶しています。
放課後に呼び出すとか、呼び出されるとか。
橋渡し役のやり手ババアみたいな女子生徒とかいて。
つき返されることを想像してか、渡す前から涙目になっている人とか。
常々クールなんだけど、更にクールを装いつつも、実は気になって仕方がない一番モテる男の子とか。
そういうさまざまな思惑や駆け引きや嫉妬心が、もっとギラギラと漲っていたと思うんだけど。


イマドキの中学生は、こんな一年に一回しか来ないバレンタインにかこつけなくても、もっと気軽に「告って」いるのかもしれません。
それにしても、ひょっとしたら現場を目撃することがあるかも・・・・と妙に緊張した気持ちで生徒諸君を観察していた私が一番ギラギラしていたみたいで、ちょっと恥ずかしいです。