リニューアル科学館

息子Aが、リニューアルしたばかりの科学館へ行ってきました。
息子Aは、小さいころから「見る鉄」の素質があって、ある時期、ほぼ毎日、駅で一時間ほど電車の発着を「見る」のを日課にしていました。
その後は、科学館で鉄道ジオラマを見るのにはまり、しょっちゅう科学館に足を運びました。
たしか、科学館では、一日に四回くらいジオラマの中の電車を動かすイベントがあって、全ての回を見せられたものです。


多くのお仲間さんがいて、どの子もガラスにへばりついてジオラマ鑑賞をするので、子どもの背丈のガラスは手垢がいっぱいついていましたっけ。


中学・高校時代は、息子Aを遥かに凌駕する筋金入りの『テッチャン』が多くいて、日本中のローカル線を乗破するとか、○○という車両が引退するので、試験週間なのにわざわざ写真を撮りに行くとか・・・・そんな話をきくにつけて、「うちのAは軽症だったんだ・・・」とホッと胸をなでおろしました。


引越し目前の今日、息子Aは思い立って、
「久しぶりに科学館に行ってくるわ」
といって、出かけていきました。日本一大きなブラネタリウムも見たかったようです。


帰ってきて、開口一番、
カップルとガキばっか」
とのことでした。
目玉のプラネタリウムは大人気で、チケットは手に入らなかったとか。


リニューアルしたばかりの科学館、しばらくは、デートスポットとして若いカップルに利用されるのでしょう。