雪花の舞

息子Aの大学入学で、親類縁者知人ご近所さんから、ありがたいことに、お祝いをいろいろ頂きました。今日は、そのお礼のお品を買い求めに名古屋のデパート(スイーツの専門店コーナー)に行ってきました。


東日本で被災した方には申し訳ないほどの、贅沢なお菓子が並び、またそれがいちいち私の目をひき付けるのです。
今のシーズン、宝石のようなイチゴがたっぷりと使われたケーキがピカピカに輝いています。
和菓子の方では、まさにシーズン真っ盛りの桜を意識したものが勢ぞろいしています。


実は、すでに買うお菓子は決まっているのですが、私はスイーツ売り場に足を踏み入れると、ついつい血圧が20くらいは上がってしまって、ショーケースの中をジロジロ見ながら、売り場を何往復もしてしまうのでした。
そのような芸術品を実際に買うことはないわけで、私の場合は味というより、目の保養の方が大きな目的です。


私が買い求めたお菓子は、美濃忠の「雪花の舞」というお饅頭です。半生菓子といっていいと思います。3週間ちかく日持ちがする上に、お目出度く紅白の詰め合わせ。しかも、(ここが一番大事なところですが)美味しいのですよ。
20数年前、私がお嫁に行くときも、母がこの和菓子の詰め合わせを引き菓子としてご近所に配っていた覚えがあります。
その後、子どもが生まれたり、家を建てたりという人生の節目節目(お目出度いとき)の内祝いのお品として、使ってきました。


というわけで、私にとって美濃忠の「雪花の舞」を買うときは、何かいいことがあったとき、という風にセットになっています。
そういやあ、ここしばらくはこのお菓子とは縁がなかったなぁ・・・・