お花見

先週土曜日、午前中は少し雲が出ましたが、午後からは快晴でした。


着物の着付けのレッスンのとき、先生が一言、
「こんなにいい陽気だから、そのまま着物でご主人と夜桜見物でもするといいわねえ」
とおっしゃいました。
そうだよね!
せっかくだもの、着物で夜桜見物なんて、ちょいと粋ってもんじゃないですか。


というわけで、夕方から夫と息子Bと私の三人で、お花見見物に出かけました。
お城も桜もライトアップされて、幻想的な風景でした。
やっぱり桜にはお城が似合いますね。


息子Bにとっては初めてのお花見。
花より団子とは彼のことで、風に乗って流れてくる香ばしい匂いに鼻を引くつかせ、匂いに誘われて本能の従うままにいくと、そこは一大屋台プースが設営されていました。
イカ・リンゴアメ・綿菓子・スイートコーン・人形焼・焼き鳥・お好み焼き・花見団子・フランクフルト・スイートポテト・シャオビン・から揚げ・焼そば・クレープ・・・など思いつく限りの屋台の食べ物やさんがズラリと勢ぞろいしていました。


「今日は、夕食は抜きということで」
と、我々三人も屋台で買い食いして、花見も団子もともに楽しんできました。

おなかがくちくなると、三人で川原をそぞろ歩きしました。
川原にそって桜が植えられていて、ボンボリの明かりが美しく川面を揺らしています。
さっきまで人ごみに揉まれて熱気でムンムンしていた屋台も、遠め目に見ると、なんとなく物悲しいくオレンジ色の光がにじんで、情緒がありましたよ。
まだ来週くらいまでは楽しめそうです。