ビバ!クラス会その一  前夜編

土曜日は、色々心を悩ませたクラス会前夜でした。
着ていく服はなんとか決めたものの、髪をどうしようかと悩んだのでした。
私、ナンチャッテは、普段は頭の低い位置でポニーテールを作っております。この髪型は、とってもラクチンなんだけど、別の表現をすりゃあ、要するに「ひっつめ」。


それで、髪を耳の後ろからとりわけて、天頂より少し下辺りで大きなバレッタで停め、後ろはカーラーでひたすら髪を巻いて華やかにするという常套、且つ、お手軽な華やかアレンジにしようと思い立ちました。(妹のアドバイスです)
お手軽とはいえ、最近巻き髪にしてないし・・・クラス会イブの10時過ぎ、風呂上りに鏡の前で巻き髪の練習をすることになりました。


あれこれ整髪料の助けも借りつつ、巻き髪アレンジの練習をしましたが、自転車の乗り方と同じ。ちょっとコツさえ思い出したら、巻き髪なんてチョロイもの。まあ、それなりのものが仕上がって、あとは出来栄えチェック。
(これ、五歳若返ってるし!)


「パパ、明日のクラス会のときヘアアレンジなんだけどさあ、ちょっと見てくれるかなあ。特に後ろの感じ」
「うん、いいよ。とってもいい感じだけど・・・」
「だけど・・・何?」
「あれれ?光の加減かなあ・・・」
「光の加減で何よ?」
「ここがちょっと白く輝いて見えるんだけど」
「・・・」
「待って。もう少し明るいところで視てあけるから」


まあ、上記のような会話の後、ナンチャッテは急遽、バレッタ使いの巻き髪ヘアを諦め、まったく普段と、びた一文変わらぬひっつめポニーテールに決定。
なんだかんだと、服やら靴やらバッグやらと心を悩ませ、脱いだり着たり脱いだり着たり・・・・履いたり脱いだり・・・つけたりとったり・・・と準備に準備を重ねたわりに、一番の決め手ともいえる髪型の準備を怠っていた私。


というわけで、予定では、前夜は超高濃度美容液パックでもして、5歳肌を若返らせてゆくつもりだったのですが、ヘアアレンジのあれこれですっかり時間を費やしてしまい、肌美容にまで時間が回らず、断念。


とりあえず早く寝なきゃ。明日はいよいよ30年ぶりのクラス会なんだからさっ。