七夕

七夕、知らないうちに通過してしまいました。
家に、幼稚園児でもいたら、賑々しく笹に飾り物をして星空のひとつも眺めたでしょうに・・・・



子どもたちが大きくなると、この手のささやかな日本の歳時記をスルーしてしまいがちです。


お雛さんは、なんとか歯を食いしばって飾りつけましたが、今年は兜は出さずじまいですんでしまいました。
お雛さんほど、飾り付けの呪縛(一年に一度は、人形に日の目を見せてあげるもんだ)がないの分、冑は気軽にスルーされてしまいます。


そうしたら、七夕までも「知らないうちに」終わってしまいました。
なんとなく寂しい気がします。
そういえば、今年は笹の七夕飾りを見てないなあ。
毎年、最寄の大型ショッピングセンターでは、正面玄関に巨大な竹がセッティングされて、そこに買い物客が思い思いの短冊を書いて飾りつけしておりました。
今年はそれが飾られていませんでした。
東北震災で自粛したのかもしれません。


こういう(実生活上はあってもなくても関係ない)行事、一旦やめてしまうと、ずるずると廃止してしまうという寂しいことになりかねません。