リポビタンDのCМ考

息子がテレビを見ていて一言。
「このCМさあ、なんかランクが落ちたよねえ」


何のCМかと、画面を見て見ましたら、リポビタンDのCМのことでした。
「前のCМは、もっと筋肉がモリモリのお兄さんが、もっと緊迫したシーンで、相手の危機を救うっていう『男』の物語だったじゃん。それに比べて、今のは視聴者を舐めとる」
と、かなりご不満の様子。


「崖の上とかさあ、深い渓谷の上とかさあ、丸太を持ち上げるとかさあ、そういうシーンを見たいわけさ。ああ、男ならあんなふうにやってみたい、と思わせる映像がよかった」
それなのに、今回のCМでは・・・・
ただ、砂漠の上を走ってきて、なんの物語もなく、いたずらに走り幅跳びみたいにジャンプして終わり・・・・あんなことなら、今、自分でもできることだというのです。



「前のお兄さんたちの筋肉は『男』だった。それに比べて今のお兄さんはへなちょこすぎる」
等々。
そういわれて、改めてリポビタンDのCМを見ると、確かに息子の指摘も一理ある気がしました。
ケビン小杉さんでしたっけ?
前は汗と脂で、張り詰めたピッチピチのお肌がギラギラでした・・・・
ちょっと暑苦しいといえなくもないケビン君でしたが。

どうしちゃったんですか、大正製薬さん?
宣伝の方針を「もう少し軽いノリでいこう」に変えたんですか?