闇の価値

昨日の夜(金曜日)は、台風に備えて、二階の雨戸も全て閉めて寝ました。
土日は朝寝坊を決め込むのですが、大抵は遅くとも8時前には目覚めて、その後は気分次第。
ぐずぐすとベッドの上で怠惰を決め込むか、がばっと威勢よく起きて朝食の準備をするか。


今朝は土曜の朝。
相変わらずの強風ですが、どうやら雨の気配はなさそうです。
「うっわ。こんなにまっくら。まだ夜明け前なのかなあ?」
と、カーテンを開けて、
「あっ、そうだ。昨日は雨戸を閉めて寝たんだった」
雨戸を開けた途端、目を刺すような陽射しが飛び込んできました。



そういえば、私の実家では、いつも夜は雨戸をたてておりました。
母親が朝になって勢いよく雨戸をガラガラと開けたものです。その時、いつも目がつぶれるかと思うような強烈な日光を受けて、思わずぎゅっと目をつぶったものでした。
今の家では、寝室の雨戸を立てるのは、ゆうべのように台風に備えての
場合くらいしかありません。
普段は朝になるとカーテン越しに陽射しが差し込んできて、それでなんとなく『朝』の気配を感じとっていました。
週末、どんなに寝坊をしようと思っても、8時くらいには日光で目がさめていました。
ところが、今朝、私が自然に目覚めた時間は、なんとなんとの10時!
びっくりしました。
闇の力ってすごいですね。
もしも今日は思いっきり寝るぞ〜という日は、日光が一筋も入ってこないようにして寝ると、ここまで野放図に寝られるってことを発見してしまいました。