CМ続き

すでにシリーズ物として長寿CМの筆頭となった感がある「ソフトバンク」。
初めて白い犬がしゃべったのを見たときは、あまりに突拍子のない設定に絶句したものです。


ところが、今では白い犬がお父さんであることも、お兄さんが外国人であることも、オバアサンの再婚相手が孫と同世代であることも、すべて想定内というか、「前提」としてみていますよね。


そんなソフトバンクCМの最新作。
宇宙飛行士が白い犬のお父さんに話しかけるというもの。
私は、今までの設定の中では一番地味な設定だなあ・・・と思っておりました。
「たまには、地味な設定のCМもあるよね〜」


ところが、昨日息子Bから衝撃の事実を知らされました。
キーワードは『すべての人にアイを』です。
私も、引っかかってはいたのです。
なんで愛じゃなくてアイなんだろう・・・・・と。
息子Bから聞いた話で、謎が氷解しました。
アイは愛じゃいけないんです。「アイ」じゃなければCМの意味がなかったんだ!


「アイ」は「アイフォンのアイ」なんだそうです。
ソフトバンクでは、すでに従来型の二つ折りの携帯電話じゃなくて、アイフォンに移行させている、というのが息子Bの説明でした。
それですべての人に「アイ」を、というCМが流れているというわけ。


どんな些細なことでも「知っている」と「知らない」は天と地の差があるんだなあ。
私みたいに「うすぼんやり〜」と生きている人と、そうでない人では、世の中の見えたかが、裸眼視力0.1で見るのと、コンタクト着装で見るの違いくらいには違ってみえているんだろうなあ。