東京さ、行ってきた

今回は、恰好を気にせず、首から携帯を携帯電話を吊り下げて「エキタン」を見ながら異動しましたので、迷うことなくスムーズに目的地までつけました。

とはいえ、丸ビルのベトナムレストランで昼ごはんを食べようとしたのですが、そのお店が見当たらない!
「さすが東京だね〜、栄枯盛衰のスピーとが感違うよ。ほら、このガイドブックに載っているお店が、一年の間にほとんど入れ替わっているもん」
「え〜、いくらなんでもそりゃ違うんでないかい?」
入り口のところに立っていた警備員さんに聞いてみると、
「あ〜、ここは新丸ビルです。丸ビルは隣ですぅ」


あのねぇ、せめて入り口のガラスドアに「丸ビル」と判りやすく書いておいてほしい。
同じようなビルがずらっと並んでるんだからさぁ・・・・


無事、昼ごはんを済ませて、埼玉県川口市へJR京浜東北線で23分。
駅から徒歩30秒のところに会場はありました。
これは便利。ところが、残念ながら、来年の定期演奏会は12月25日の日程は同じで、場所は目黒のナントカ会館になるそうです。目黒のナントカ会館がわかりやすいところだといいですが。
演奏については、手前味噌で恐縮ですが、充分聴き応えありの、大満足の演奏でしたよ。
特に、サックスのアンサンブル、クラリネットのアンサンブルを演奏した人たちは、「プロ級」といってもいい。
公開の演奏は、この定期演奏と、春と秋の学校祭だけだとか。
もつたいないなあ。もっと大掛かりに宣伝すればいいのに・・・・と思いました。
ちなみに、東京大学ブラスアカデミーという名称です。


演奏会の後、一旦下宿へ荷物を置きに戻り、そのあとで六本木のクリスマスシーンを見学に。
息子Bは、
「どうせカップルばっかだろう。けっ」
とかいいながらも、「恋人」といわれる二人が一体どんな会話をしているのか、耳をそばだてて観察しておりました。
なにせ、男子校に通う高校生ですから、女子と、どんな会話をするのが世の中の「正解」なのか知らないわけです。
「いろいろ聞いていたけど、ぜんぜん大した話をしてなかった」
との観察報告でした。
息子の名誉のために付け加えておきますが、別に聞き耳を立ててなくても、あれだけの混雑の中、すぐ隣にカップルがいて、二人の会話は丸聞こえなんです。


確かに、展望台からの夜景は素晴らしかったですよ。
東京タワーって、なんか郷愁をそそるというか、昭和の象徴というか、物悲しいというか、じーんとさせるんです。
そこで、展望台を一回り廻った後、ジェラート(520円って高すぎないかい?)を食べて帰宅。
東京人の知恵ってすごいなぁ・・・・と感心したのは、狭い土地の活用方法がうまい。
あの展望台に、カフェあり、バー(数件)あり、ノベルティーショップあり、写真の展示会場あり、スケートリンクあり、アイスクリームの屋台あり、スムージーの屋台あり、記念撮影のブースあり、小さなベチンあり・・・・とあの手この手の土地活用で、ワンフロアーが三段階くらいの高低差が設けてあって、実際以上に広く感じられるのでした。


初日は、こうして疲れ果てて下宿に戻り、ドロのように眠ったのでした。