着付け

週末に、着物姿で、とある催しのお手伝いをしてきました。
着物姿ってところがミソ。
私は普段のちょっとしたお出かけ(観劇・演奏会・ランチ・卒業式・入学式)くらいなら自分でちゃちゃっと着物を着て出かけております。
まあ、自分で言うのもなんですが、着物には慣れている方だと思います。

たまたま今回のドレスコード「着物」は正確には「袴姿」でという指定でした。
袴なんて、大学の卒業式以来、つけたことがないので、つけ方がわかりません。
で、着付けの先生にお願いすることに。


久々にプロに着付けをしてもらって気がついたこと。
一つは、襟元がものすごくビシッと決まって全然緩まない。今回は立ったり座ったりを何度も繰り返す機会があったんだけど、そんな動きにも着崩れの心配ゼロ。襟元がしっかりしていると、こんなにもすっきり見えるのね・・・・と改めてプロの技に感服しました。


もう一つは、紐の結び方がキツイということ。
つまりは、着物が着崩れないようにするためには、やっぱり緩まないようにキツク結ばれているのでしょう。
自分で着付けたときには、一日中着ていても全然疲れないのに、プロに恰好よく着せてもらった着付けは若干締め付けが苦しい感じ。


もつろん、プロの着付けの仕方、大変参考になりました。
私の観察によると、なんといっても長襦袢の着つけ方に一番気合が入っていたように見受けました。
襦袢の状態でぎゅうぎゅう締めてあるので、いつまでも襟元が崩れない美しい姿がキープできるのです、きっと。


楽をとるか美をとるか・・・・
けっこう悩ましいっす。