清盛、がんばれ

一年ぶりに、大河が面白い。
くどいようですが、「江」は重ね重ねも残念でした。
数年に一回の割で、NHKさんも、ああいう残念な作品を放映するから、「大河はつまらん」という間違った評価をうけることになるのです。
大河は、常に面白くあってほしいです。


さて、「清盛」ですが、王家の争い、源平の争い、平家の中の内輪の争いと、すでに三つの争いの火種を伏線に見せており、その争いのタネは発芽して根を張り、いずれ大きな禍の花を開花させるであろうことを、充分視聴者に予見させているという点で、見るものをひきつけずにはおられない!


前々回の福山君と比べては松ケン君は、ちょっとかわいそうかも・・・・なんていう心配は全くの杞憂でした。
あの、ばばっちくて、むさくるしさこの上ない衣装!
汗ばんで脂ぎった顔!
ぼさぼさで白茶けた髪!
画面を通して、清盛の体臭がプーーーーーーーンと臭ってきそうです。
また、それがいい。
不潔さ満点の京都の町並みといい、どろどろの道といい、今までの大河にはない、リアルな映像が素晴らしいです。(11世紀の平安京を知っているわけではありませんが・・・・)


昨日は、清盛が一目ぼれの女性明子・・・・父親の身分が高くないのが平家の郎党には不満のようでしたが・・・・との結婚が許されるというシーンでした。
深キョン演ずる時子は、清盛とどう関わるのか?


興味深い展開になりそうです。