大連レポート

お土産、困りますよね。
中国で作られたメタミドホス入りの餃子事件があったり、赤ちゃん用のミルクにメラミンが入っていたり、なにかと食に関しては芳しくない噂がある国です。
実際、夫も上海空港で買ってきた月餅が絶不好評だったこともあり、お土産には頭を悩ませます。


旅順ツアーで一緒に回った日本人三人と、大連ツアーでご一緒した日本人ファミリーにリサーチしたところ、「天福名茶」というお店のお菓子ならば、まず間違いない、との太鼓判をもらいましたので、わたしもそれを日本への土産として購入してきました。
で、後から気がついたんだけど、箱に「台湾名産」と書いてありました。
大連に来て台湾名産もなんだかなぁ・・・・という気もしないではありませんが、とりあえず、日本人の口に合うという点を重視したので、仕方がありません。


他にも、干し貝柱とか、干し牡蠣とかの海の珍味も薦めてくれましたが、こちらでも充分にお高いお値段がついているとのことでした。


中国は物価が安いと思いがちですが、そうでもないんだなあ。
確かに、お安いものはあります。
でも、お安くて良いものはありません。お安ければ、間違いなく粗雑品です。世の中、そういうものですよね。


私が、厳しい主婦の目から見ても、お安いと思ったのは、果物です。
これは、確かにお安くて、しかも美味しかったです。マンゴとかパパイヤとか、日本では間違いなく「お高い」部類にはいる果物が、けっこう当たり前にお安くでていました。
しかも、嬉しいことに、すべて計り売りして売っています。夫のように一人暮らしをしている人は、例えばジャガイモ3つ、ニンジン2本とかいう単位で買うことが出来ます。
無駄がでなくていいですよね。そういえば、アメリカでも果物や野菜は、量り売りしているスーパーが多かったです。


というわけで、大連のお土産に台湾名産のお菓子を買ってきました。
けっこう好評だったので、一安心しました。