恋に落ちそうな予感

昨日、息子Bの中学・高校の地区父母懇談会がありました。
新入生歓迎の会です。


今年は、優秀で、この地区から19人もの新一年生(外来の高校生一人を含む)が入学してきました。
地区の会が盛況になるのは嬉しいことです。
新一年生の母親は、やっぱりいろいろ心配なんです。
先ず第一に、自宅から一時間以上もかけて、電車と地下鉄を乗り継いで学校まで通うわけですから。二ヶ月前まではランドセルを背負っていたような息子が、朝のラッシュ電車に耐えて無事に学校に着くだろうかしら・・・
勉強のペースについていけるかしら・・・
部活なんかやって、へとへとになって帰ってきて、大丈夫かしら・・・・


わかるわぁ。
私も同じ心配をしていましたから。
でも、ありがたいことに、子どもって思いのほか環境に適応するし、ましてや伸び盛りですから、あっという間に体も大きくなるし、背も伸びるし、体力もつきます。


そんな一年生のお母さんたちを安心させるべく、先輩のお母さん方が、いろいろアドバイスをしてあげるのが、この会の目的の一つ。


中学三年生のあるお母さんが、こんなことを言っていました。
そこの息子さんが中学一年のとき、たまたま大雨で帰りの電車が止まってしまったそうです。
携帯電話もない息子さん。きっとドキドキで困っていたことでしょう。
そんな時、高校生の先輩が駅のホームを探し歩いてきて、
「はいはい、君たち、うちの学校の中学生だね。みんな僕の後についてきて〜」
といって、不安で一杯の中学生たちを探し出して連れていったそうです。
そこから数駅あるいて、私鉄からJRに乗り換えて、無事に戻ってきたことがあった、とのことでした。
かっ、かっこいい!
だれよ、誰?誰?そんなハリウッド映画のヒーローみたいいなことをさりげなくする息子って?!
残念ながら、うちの息子Aじゃないってことだけはわかってます。
かっこよすぎるっしょ!
私がもう30歳若かったら、恋に落ちていたくらい、かっこいいじゃん。


この話を息子Bにしたところ、息子Bもそんなかっこいい先輩に惚れ惚れしておりました。