成長

高校生の息子を一人家において、旅行するのは、少々心配なところもあります。
「朝、ちゃんと起きて学校に行けるか」
が最大の心配事項ですが、まあ、それ自己責任というやつですから。
ちなみに、前回、私が大連に出かけている留守中、すでに一回は遅刻しているみたいです。
実家のジジババが、送り迎えや、夕飯の世話をしてくれるので、その辺は安心して任せられます。


幸い、ご近所さんも、気にかけてくれて、オヤツの差し入れまでしてくださって、ありがたいことです。


そのご近所さんから、
「(息子)Bくんって、顔の形が随分スリムになったね。特に顎のあたりなんか、本当にスッキリと細くなったわ」
といわれました。
息子Bは、幼い頃は、顔の幅の方が縦の長さよりも広いくらいまん丸の顔をしていました。
それが、いつの間にか、どう見ても「細長い顔」になっています。
毎日見ていると、まったく気がつきませんが、時々しか顔を合わせる機会がない人からみたら、違いが歴然とわかるのでしょう。


年齢を重ねると、子は親の顔に近づいてくることが判ります。
うちの母は、若いころには母の母(私の祖母)とは全然似ていないと思ったのに、私が知っている祖母の年齢に近づいてくると、実は似ている点がすごくあったことに気がつきます。
例えば兄弟姉妹でも、若い頃には全然似ていない兄弟だと思っていたら、年をとってから見ると、すごく似ている兄弟だったんだ・・・ということが判ったりします。
有名なところでは、津川雅彦さんと長門裕之さんなんか、若い頃には全然似ていなかったのに、最近では良く似た兄弟だと思えますもん。
(中年Aさん、ありがとう!)


人間って本当に文字通り、死ぬまで『成長』するんですね。