シーリングファン

昔、ギャング映画とかでよく見かけました。シーリングファン。
部屋中にタバコの煙がもうもうと立ち込める中、けだるげに天上に設置されたシーリングファンが回って、その下でギャングたちがよからぬ相談をする・・・・みたいなシーンが思い浮かぶんだけど。


アメリカで生活して、初めて実はシーリングファンは、夏用というよりは寧ろ冬の生活必需品だと知りました。暖房で温まった暖かい空気を部屋中に循環させるために使うものだったのですね。おおむね日本家屋より天井が高い住宅が多いので、シーリングファンをつけているアメリカの家庭は多かったと記憶しています。
インディアナの私の家にも付いていました。カリフォルニアの家では、夏も冬も過ごしやすい気候だったせいか、シーリングファンは付いてなかったなぁ。


さて、実は、日本に帰ってくるとき、ホームセンターでシーリングファンを買ってきて、寝室につけました。
我が家では主に夏に使っています。
夫が海外赴任中で、今一人で寝室を使っているせいか、まだ今シーズンに入ってからは一日もクーラーを使わずに、シーリングファンだけで、結構快適に寝ています。
二つのことがわかりました。
その一・・・・・人間が発する熱って以外に大きい。二人の熱が一人分になっただけで、暑苦しさが半減。
その二・・・・・シーリングファンが送る風って、意外に涼しい。扇風機のように「わざとらしい」風じゃないので、一晩中つけていても、気にならない。


扇風機の風が、一晩中、体に当てるのって、気になりませんか?
そういう方は、一度、シーリングファンを検討されるのもいいかも。ただし、<その一>でも言及しましたが、隣に暑苦しい人がいると、効果が実感できないかも。