発見

息子Bと仲良くオリンピックの中継を見ていたときでした。息子Bが、何を思ったのかいきなり
「かあさんの、その爪って、付け爪なの?」
というのです。
「違うよ〜。これは自前の爪に、ジェルネイルをやっているんだよ」
と答えますと、
「じゃあどうしてそんなに盛り上がっているのか」
と聞いてきます。


ここでジェルネイルについて、うちの息子と同レベルに知らないという方に、ご説明しましょう。
前回、私がサロンに行ったのは、7月7日のことでした。
今は7月の終わりですから4週間、爪を伸ばし続けたことになります。
新陳代謝のよい若い人は知りませんが、私くらいの年齢になりますと、一ヶ月で大体2ミリくらい伸びます。すると、一ヶ月前に塗ったジェルネイルと、一ヶ月の間に伸びた分の素の爪との間に2ミリ分のラグが出来ます。
ジェルネイルは、透明のトップコートをたっぷりと塗って固めてありますから、ある程度は厚みがあります。すると、一ヵ月後には、爪の根元から1〜2?くらいのところから、つけ爪でもしているような状態にみえるのです。


この説明にようやく納得したらしい息子Bは、そのあとなぜか大爆笑して
「そういうわけか〜」
「ふ〜ん、そういうわけね」
と、なんどもしつこく頷きながら、ジェルネイルが施された母の爪を珍しげに眺めていました。
ところで、そこ(伸びてきた爪の分)って、そんなに笑うところか?
そなにおかしい?