こんな勉強法はどうよ?

英語の勉強、続けてます。
なかなか新出単語が覚えられなくて、大変なことは大変なんですが、
「もう、いい年なんだから」
といういい訳があるので、忘れちゃってもあまり落ち込まなくて済みます。
これは、本当に大人が勉強するのに都合がよいいい訳です。
全然めげないもんね〜


英検一級をとった義弟の説によると、一級レベルになると、あの大問一の単語の穴埋め問題は、もう勘に頼るしかなかったそうです。
四つの選択肢(一つも知っている単語が無い!)に鼻をくっつけてクンクンと臭いをかぐと、臭いやつ(これかな?)というのが判るというのです。
準一級は、それほどではなくて、選択肢のうち、二つくらいは知っているものが並んでいます。そして、残りの二つのうちの一つが正解、というレベルまでは追い込めるのですが、経験不足のナンチャッテには、まだ臭いで嗅ぎ分けられるほどの熟練の技が身についていません。


とはいえ、一ヶ月間、単語と格闘した成果は確実についていて、見覚えのある単語は日に日に増えていきます。
アラフィーのナンチャッテですら一ヶ月で自覚症状が出るくらいには進化できるのですから、現役高校生なら、自分が思っている以上に簡単に苦手教科の克服ができるんじゃないかと思います。
もっとも、一般的な高校生の場合、苦手教科が一教科だけじゃないってところが最大のネックかも。
息子Bにも言われました。
「かあさんみたいに、一日中暇で、時間つぶしに日がな一日英単語ばっかり見ていられるような暇人の高校生は存在しないんだからねっ」
だったら、こういうのはどうでしょう?
期間限定(たとえば一週間程度)で、何か一つ自分が伸ばしたい教科を一つだけに絞って、他のは文字通り、一切なんにも手をつけず、それだけ一日中やる、という荒療治は?
これは、スリルがあるし、罪悪感もあるし、自分を相当追い込めるし、集中できると思うんだけど。


一旦、「あっ、進化してるかも」という自覚症状が表れると、励みになります。
私は、そうやって、この夏を乗り切りました。結果はどうあれ、この年で、一ヶ月以上、英語の勉強をし続けて来られたのは「あっ、進化してるかも」の思い込みの力だけです。