教訓

随分サボっていますが、体調が悪かったとか、死ぬほど忙しかったとか、旅行に出ていたとか、そういう理由ではありまません。
ただ、ちょっと気分が(原因は息子Bですが)すぐれないことがあって、なかなかのんきにブログを書く気持ちではなかったのでした。


じゃあ、今はもう立ち直ったのか?といわれたら、実は全然そうではないのですが、とりあえず書いておかないと忘れてしまうかもしれないので、久々にパソコンに向かいました。


昨日、生徒から、
「先生を土曜日に駅でみかけましたよ」
といわれました。
実は、土曜日は、ママ友たちと約束してちょっとお出かけしたものですから、私的には「秋の小旅行」的なコンセプトで洋服を選んだのでした。


ファッションの要はナンと言っても首に巻いたマフラー。リバーシブルで全面「H」の頭文字を織り込んである、あの○ルメスのマフラー。このマフラーについては、ちょっと一言あるんですが、これについては、またいつか。
冷たい風の強い一日でしたから、オレンジのトレンチ風ショートコートにライナーまでつけて完全武装しました。
コートの下は、全面手刺繍のお洒落心満載のTシャツに、クロップトパンツ。なぜクロップト丈にしたかというと、この間買ったばかりのオレンジのバレエシューズを穿きたかったからです。


結構お気に入りのお洋服と、買ったばかりのシューズ・・・
ひょっとして
「先生、すんごくお洒落でしたよ」
の一言が、高校二年生男子の口から聞けるのか・・・・・と
思って、
「で、私、どんな格好してたっけ」
と思いっきりとぼけて誘導尋問してしまいました。


「先生さあ、駅のロータリーで車停めて、息子を下ろしてたでしょう?その時、息子の学生服からシャツがでていたみたいで、めっちゃ大きな声で、思いっきり怖い顔して
『シャツっ!シャツっ!!』って怒鳴ってましたよ。」


げげげっ。
確かに、怒鳴ってました。君はあの時の「私」を見たわけ?
あれは朝六時半でした。当然寝起きでした。当たり前ですがスッピンでした。髪もひっつめでした。パジャマの上にジャンパーを羽織って、ひょっとしたらエプロンかけてたかも。
そして、息子Bと車の中で限りなく険悪なムードでした。
息子Bはものすごく機嫌悪く、挨拶もせずに車を降りました。確かにシャツの後ろがブレザーが出てました。(オーケストラ部の制服です)


そのとき、どれくらいすごい顔だったか、自分で想像するのも怖いくらいです。


本日の教訓・・・・壁に耳有り障子に目有り