東京・下宿探しパート2

知ってました?
東大生は、一・二年の教養学部から三年生に進級するとき、幾つかの学部を除いて駒場から本郷のキャンパスに移る必要があるのです。
そのとき、一般的に下宿生は下宿を移ります。
ここは合格発表の日程がとても遅いので、私立大学や他の国公立の合格が発表され尽くしたあとから下宿探しに参入することになります。そのため、下宿探しに苦労することになります。(私は、ママ友の情報により、息子の受験中に私が見つけてきました。)その轍を踏まないために、三年生で本郷に移る下宿生は、来年度の大学入試が始まる前の年内に新しい下宿を探し始めるらしいのです。
「ええっ?ナンチャッテさんのところはまだ探してないの?なるべく年内に動いた方がいいわよ」
と、息子Aの高校のママ友から連絡を貰ったのは10月ころでした。
息子Aの友達の中にも、ぼちぼち下宿を移る友が出始めてきました。

本人が、自力で探したいといいますので、20歳になったことだし、一応彼を信頼して下宿の下見をしてくるところまでは任せました。
でも、やっぱり最後の最後にはどんな下宿にするのか、見てみたいじゃない?
で、勤め先の高校の期末テストの時期を利用して、一泊二日で息子Aのところへ行ってきました。


こんどの下宿は、本当に住宅街の中にあって、今の下宿のように目の前にスーパーがあるような便利さはありません。駅も徒歩五分以内というわけにはいきません。しかも、やたら坂が多い地形。ただ、本郷の大学には自転車で通えるという点を重視して選んだようです。
生活者としての母の目からは少々不満の残る下宿の立地ですが、本人がいいというのなら、まあいいか・・・という感じ。
自転車に乗るのなら、少々スーパーが遠くても買いにいけるし。
部屋の間取りや広さは、ほぼ今の下宿と同じです。六畳の居住空間と、バス・トイレ・キッチン・押入れがついた典型的な学生用の下宿です。


引越しは今月の18日です。業者に頼んで自力でやれるといいますので、自力でやってもらいます。ちなみに、25000円で、家具の運び出しは業者がやってくれるというもの。
そうそう、現在の下宿は、引っ越す一ヶ月前に通知する必要があります。逆にいうと、引越し先が見つかったら直ちに今の下宿の不動産屋に知らせ、新しい下宿先はなるべく引越す時期を遅く設定すると、家賃がかぶる時期が減ります。