息子Aとの買物

よそのお坊ちゃまは知りませんが、我が家の息子たちは、買物が大嫌い。
自分の服や靴や鞄などを買うの目的の買物ですら、いやがって出かけません。


実は、息子Aに、一着コートを買いたいと思っていたのでした。
普段はダウンのジャケットを着ていますが、下にスーツなんか来た日にはダウンだと調子悪いこともあります。
年末の12月30日に、卒業した高校の成人式兼同窓会がありました。その時は、スーツとオーバーコートを着て行かせました。たまたま夫が日本においていったオーバーがあったので、それを着せたのでした。
しかし、このオーバーを東京に持たせるわけにもいかず、それよりも年若い子にオーバーは、着る機会が限られるので、ショート丈のコートを買いたいと思っていました。


今日、コートを買いに行ってきました。
私は個人的には、若い男の子にはピーコートが良いんじゃないかと思っています。
若々しいし、スーツの上にも着られるし、ジーンズにもあわせられるしね。ダッフルコートだとちょっとカジュアルすぎちゃうかも?


すごくいいのが見つかりました。
ただ、世間慣れしていない息子Aは、店員さんと、会話が出来なくて、ほとんど腹話術の人形さん状態でした。
「ちょっと肩幅が足りない」
「色は紺がいい」
「下にスーツを着たいけど、ここの商品のを借りてもいいか」
「このコートの下にスーツを着たとき、スーツのすそが隠れる丈かどうか」
「もう一つ上のサイズを持ってきてほしい」
「もっと安いのだと、どんな感じなのか見たいからもって来てほしい」
など、本来なら本人が言うべきリクエストを全て腹話術氏の母が話す羽目になりました。


途中で、買物が嫌になっちゃったのか
「やっぱり、東京で買ます。今日はやっぱりいいや」
とか
「なんだか着る機会もないような気がしてきた」
とか、だんだんネガティブ発言になってきちゃったりする息子A。
一人でなんか絶対に買えないと思うよ。


結局四件ショップを巡って、タケオキクチで、求めていたピーコートが買えて、帰りの車の中では、結構ご機嫌な様子でした。