夫、帰省

先週末に中国から夫が帰省してきました。
三泊四日の短い帰省ですが、とりあえず今回の帰省の目的だった病院の受診が果たせました。


大体、海外生活での一番の心配ごとは、病院の受診ではないですか?
かつてアメリカに住んでいたときも、一番の心配はやっぱり病院関係でした。
大きな街だと、日本語を話す先生がいる科(おもに内科)もあるのですが、例えば眼科とか婦人科とか胃腸科とか、そういう専門の科に日本人がいることはまずありません。

ちょっと想像してください。
「食道の幽門から胃液が逆流しているかもしれません」
と、医師に英語で言われて、直ぐ理解できます?
ちなみに、上記は実際に私が胃腸科の先生からいわれた言葉です。私は逆流性食道炎で、胃カメラと大腸カメラをとったんだけど、日本語で言われたって不安になるのに、英語で言われたら、ストレスで胃炎がさらに悪化しそうになりませんか?
それでもまだ英語なら、なんとかなる。
実際に、なんとかなってきました。


これが、中国語だったら?
幸い、夫の住む町には日本語の分かる医師がいて、本当に助かっています。
とはいえ、医療の発展と言う意味では、まだ日本にはおよばないところもあって、たとえばMRIを使っての診断などは一般的ではないようです。

食事も心配の種。
中国の野菜も、いろいろ日本人を不安にさせるような情報が多いですよね。
中国人は野菜を洗剤で洗って農薬を落として食べているというのは、どうやら本当みたい。実際に夫は中国人から野菜を洗剤で洗うようにと言われたようですから。夫は、重曹で野菜を洗っているというんだけど、そんなんで効果があるのか?
果物(サンザシ)を水につけておいたら、水面には油だかなんだか知りませんが、ギトギトに七色に輝く膜が浮かびました。
恐るべし、中国野菜!


日本の病院での診察の結果、とりあえずは納得の結果で、一安心して中国へ戻っていきました。

とはいえ、やっぱり海外での暮らしって、心配です。