いろんな住民がいるもんだ・・・

今日は、雨の中でしたが、地区の不燃ごみの立ち番の仕事をしてきました。
不燃ごみは、可燃ごみと違って、分別回収がお約束。
ビン類一つとっても、透明・茶色・緑・黒と、色によって捨てる箱が違います。スチールとアルミの分別はもはや日本の常識ですし。それらの分別をお手伝いするのが今日の仕事内容。


で、本題はここから。
先々週、淡路島で震度5クラスの地震があったとき、初めて我が家のある地区でも防災無線(Jアラートと言うそうです)が、作動して大地震が来ることを警告しました。
息子とナンチャッテはビビリまくって一階のダイニングテーブルの下で息を潜めていたのでした。


人心地ついた後で、息子Bは、この防災無線のことを
「この地区で、初めて正しい税金の使い方をした設備だとといってもいいと思う」
と、大絶賛したものです。
確かに、不意撃ちの地震より、たとえ十数秒といえども前もって警告された方が、絶対に被害を小さく出来るはず。例えばタンスの前から退くとか、ガラスの窓から離れるとか。


今日、町の自治会の役員の人たちの話を聞いてびっくり仰天。
なんと、あの防災無線が迷惑なので、取り除いてほしいという要望があったそうです。
そりゃあ、確かにあの不吉なアラーム音を耳にしたときは、ただならぬ事態の到来の予感に相当ビビリましたよ。それにしても、あの音が住民の命を救うかもしれないと思ったら、ありがたいと思いこそすれ、迷惑だなんていえないはず。
なのに、再三にわたって苦情を言い続けたために、とうとう防災無線のスピーカーを一つはずしたのだそうです。
それって、ありなのか?


どう考えても公共のためになるものを、一人のへそ曲がりな苦情のために、撤去するか?
ただ声が大きい人の意見(モンスター住民)が、そんなに簡単に通っていいのか?
むしろ、その事実を知ったら、一般のモンスターでない住民が怒っちゃうよね?


どうして、毅然とした態度で、その言い分は間違っているといえなかったのか・・・と不思議な気持ちです。