これはひょっとしたら、当ってる?

まだ梅雨に入る前のころ、歯医者さんの待合室で読んだ記事のことを思い出しています。
「今年の夏は、千年に一度の猛暑となる」というショッキングな内容でした。


その記事を読んだ時は、「1000年前って、平安時代じゃん。そんな大昔の記録が残っているか?」みたいな茶々を入れて、まあ週刊誌にありがちなガセネタの一つと思っていました。
ところが、この数日の記録破りの猛暑を体験した今となっては、
「千年に一度の猛暑って、当ってるかも・・・・」
と思い始めているところ。


夕べは、当然のように熱帯夜で、夜中に暑さのあまり目が覚めてしまったので、クーラーを入れました。結局明け方近くまでクーラーを稼動させてしまいました。
「あっ、いけない。この節電の夏に、一晩中クーラーを使って。」
と、一旦スイッチを切りました。


ナンチャッテの朝は早くて、大体五時半には起き出します。
雨が降っているとき以外は、とりあえず部屋の窓を全開して新鮮な空気を取り入れます。
今朝、窓を開けると、いきなり「むっ」とした重苦しい空気が部屋の中に侵入してきました。
朝の五時半ですよ。
朝の五時半からこれだけ湿度温度ともに高いって、どういうこと?
今朝のニュースでは、この地域の最低気温は25度と発表されていましたが、あの暑さは25度以上はあったと思う。


数日前、車の中で聞いたNHK第一放送のバラエティー番組で、こんなことを話していました。
去年だか一昨年だかの、八月の大阪の平均気温は28度なんだって。
これは、沖縄よりも、シンガポールよりも、マレーシアよりも高い数値なんだそうです。熱帯を超える平均気温の中で私たちは生活しているらしい。


これはもう、クールビズとかスーパークールビズとか、そういうレベルでは済まされないでしょ?
男は上半身裸で、下半身にはタイの男性が身に付けている、腰巻風の衣装が相応しい。
女性は、ハワイで着られているようなムウムウ、やっぱりこれくらいじゃないと、熱帯での生活に対応しきれないってば。