ご縁

先日、ナンチャッテ屋に妙齢の女性客お二人がいらっしゃました。
接客にあたった母が、お二人と世間話をしていると、お二人が姉妹で、独身、しかも結婚適齢期ということが発覚しました。
「ご縁があったら、結婚したい」
という意思も、ちゃっかり確認した母でした。
ナンチャッテはその場に居合わせなかったため、お二人を実際に見たわけではありませんが、母の描写によると「感じの良い娘さんだった」とのこと。


「あんな娘さんに、いいご縁があるといいんだけどね」
という母に、ナンチャッテのデータバンクがピピピと反応しました。
いるじゃん!ぴったりのお相手が。


「近頃では、男が草食系になった・・・嘆かわしいことだ・・・みたいな見解が増えているように見受けられますが、そうではないんだって」
と、友人から聞きました。
草食系男子が多いのは今に始まったことではなくて、日本では昔から男は草食系だったというのです。
その証拠に、少し前までは、お見合い結婚で結ばれたカップルも多かった。
確かに、一世代前のご夫婦だったら、お見合い結婚のカップルも多かったのでは?
つまり、日本中で、世話焼きおばさんが減ったということなんでしょうね。


世話焼きおばさんの代わりとなっているのか、結婚相談所かもしれません。
でも、結婚相談所と世話焼きおばさんとの決定的な違いは、前者は自発的に行動しないといけないけれど、後者は勝手にやってくるという点。この差は大きいよ。
「○○さんところの御嬢さんにぴったりのお相手がいるんだけど、このお話進めさせていただいていいかしら?」
と、勝手に「このお話」が進んでいくのです。しかも、年会費も成功報酬もおさめる必要がありません。


今では絶滅危惧種となった、世話焼きおばさん。
ナンチャッテは、さっそく「このお話」を進めていこうと画策中です。
この件につきましては、うまくいきましたら、「めでたくご結婚」の一報を載せるつもりです。
お楽しみに。