92歳、ヨガのインストラクター

一年に一度、とある伝手で「百人一首」カルタ取り大会の臨時審判を務めております。
折も折、昨日は近江神宮百人一首の名人決定戦が開催されていたとか。
私が参加するのは市主催のものですが、それなりに形式ばったもので、審判員は全員着物と袴着用で、審判委員長には東海支部長さんが来られています。ちょっと長めの開会式には、市長・教育委員長・・・衆議院議員まで並んじゃって・・・


おっと、今日のトピックスはそれじゃなくて、92歳ヨガの先生のこと。
実は、その「百人一首」の会には、近在の「百人一首愛好家」とでもいいましょうか、そういうメンバーが月二回、先生をお招きして講義を受ける活動をしているのでした。
その中に、ブログにも登場しております、母(自称雇われ店長)も参加しております。73歳。メンバーのお顔を拝見しましたら、概ね還暦〜という年齢層で、中でも最長老が92歳女性でした。今日は、その女性の話題です。


この方、定年まで小学校の先生をされていたということですが、あまりの脳の若さ・体の若さに、脱帽してしまいました。92歳よっ。
自転車で市内のどこでも駆けつけます。
体の柔らかさは天下一品で、今、ヨガのインストラクターをされているとか。そのせいもあるのか、スレンダーで、しかも姿勢が美しい。うごきに全くもたつきがない。
東京はじめ、日本全国津々浦々どこでも一人でふらりと旅に出られるそうです。
会の会計を一手に引き受けておられるそうだが、間違いがあったり不都合が起きたりは一切無し。それどころか、会の集金(会費や旅行代金やその他の出納関係)などでも、おつりが出ることを見越して、細かいお金をさっと用意していて、手間取ったことがないとか。
年に一度の小旅行や反省会やお弁当の手配なども、すすんで引き受けているそう。
長年教師をしていたのもあり、字が美しい。
一般的なお年寄りの話のようにくどくどしいところがない。


スーパーおばあちゃんですよ。まったく。
頭も鍛え、体も鍛え、気配りもこの上なくでき、しかも人の役に立ち、人からも頼りにされている。
すごいでしょ?
くどいようですが、92歳だそうです。