ロングカーデ

ナンチャッテが数年前から、愛用して始めているのが、ロングカーデガンです。
近頃では、スカート着用の機会がめっきり減り、おもにパンツをはいています。
これはナンチャッテだけでなくて、中年以降の女性の多くにみられる現象なのではないかな?


女性用パンツは、本当にスタイルよく見せるデザインになっています。
それを実感したのは、息子Bが中学生のころ、ユニクロで買った女性用パンツをはいていた頃のことです。
中学生のころの男性用のパンツって、なかなかサイズが合わないのです。
子供用160?までは、どこのお店でも売っているけれど、160〜170までの細身のパンツがなかなか探せない。そんなとき、ママ友が教えてくれたのが、女性用のパンツの活用でした。
中学生のころは、上背はあっても肉がついていないので、ちょうど女性用スキニーパンツがフィットするのです。しかもユニクロなのでお値段設定も良心的。
そんなパンツをはいた息子Bは、な〜んか妙にスタイルが良く見えるのです。
「脚、長くなった?」


そんな優秀なデザインのパンツも、ある時期から、ナンチャッテは穿くのに抵抗を感じ始めてきました。
腰回り〜ヒップラインが、今ひとつ垢抜けないというか、キレがないというか、年を感じさせるというか・・・
体型は日々変わっているのです。
ナンチャッテは、身長があまり高くないので、どちらかといえばコンパクトな丈の上着を好んで来ていました。そうするとウエストラインが上にあるように見えるからです。
ところが、そういうデザインだと、必然的にお尻のラインが丸々出てしまうのです。
「やっぱ、これはよろしくないよね・・・」
ということで。ちょっと長めのジャケットを着た時期もありました。
でも、中途半端な丈というのは、さらにあいまいさを強調して、太って見えるのです。


それでは、いっそのこと、ロング丈で覆い隠してしまえばいいのでは?と思い立って、ロング丈のカーデガンを愛用することになったのです。
結果は、大ヒット!
まず、暖かい。お尻のラインや下着のラインが消せる。縦のラインが強調されるので、背の低さが目立たなくなる。
ただ、ロングカーデだと、上半身を覆う面積が大きくなるので、特に後姿のチェックは必要不可欠です。なるべくコンパクトに抑えるために、肩からウエストのくびれのラインが出るくらいの、ぴったりしたデザインを選んでいます。
と、いうことはアームホールが小さくなるわけで、腕の上げ下げがちょっぴり窮屈といえば窮屈かも。
ニットなので、裏地付きのジャケットのような窮屈感はありません。


黒、オレンジ、オリーブグリーンの三色のロングカーデを愛用中です。