日々精進

この間、おもしろいブログを読みました。
入りやすいお店にするための、ノウハウが書かれていました。
そのブログを書いていた人の肩書は、中小企業診断士みたいなのだったと思います。

大切なのは、やはり入口なんだなぁ・・・と、共感しながら読みました。


お店の入口は、階段ならば上がるよりも下がるほうが入りやすい。
お店の間口は広くてオープンであるほどよい。
出入り口が二か所以上あることはお約束。
もしもドアがついているならば、そのドアは自動扉であるのが望ましい。
自動扉がつけられない場合は、そのドアが引き戸なのか、押すのか、引くのかが書いてあるだけでもよい・・・ということでした。

『店主は、ついつい入口あたりに「お買い得品」とか「イチオシ商品」とか「大特価」などという広告をべたべた張りがちなんだけど、初めて来るお客さんは、そんな広告には目を止める余裕もない。
それよりも、このドア(戸)は、どういう風に開けるんだ?みたいな疑問と不安な気持ちでやって来る。
何十枚の広告よりも「どうぞご自由にお入り下さい」の一言のほうが有効』


わかる!
せっかくナンチャッテ屋の前で足を止めてくれた人が、どうして一歩足を踏み入れてくれなかったのか。
どうして興味津々で中を覗いてくれているのに、なぜ中まで入ってくれなかったのか。
今ならわかります、その理由が。


ほぼ毎日ナンチャッテと妹は、ナンチャッテ屋の掃除をしに、たとえ短い時間でも訪れております。
最近、ようやく少しはナンチャッテ屋の存在が道行く人々の目に留まってきようです。ありがたいことです。
自称『私なんか娘に雇われているだけですから』という母が、「今日来たお客さんに、お店のディスプレイが、しょっちゅう変わって、前を通るのが楽しみです」と言われたと、嬉しそうに報告することも増えてきました。


まずは、ナンチャッテ屋の存在を皆さんに知っていただくところからのスタート。
この一月末で、リニューアルオープンから半年になります。
これからも日々精進あるのみです。