生徒の厳しい目

数日前に、ある男子生徒が、こんな厳しい指摘をしてきました。
「ナンチャッテって、毎日同じ服着てないか?」


いいえっ!
そんなことは断じてありません。
こう見えても、ナンチャッテは毎朝結構な気合をれて、洋服選びをしているんです。
ここ数日を思い返しても・・・・(①)黒のロングカーデ+赤いタートル+モノトーンのロングストール+黒のスキニーパンツ
(②)オリーブグリーンのロングカーデ+ひょう柄のタートル+黒のストール+黒のスキニーパンツ
(③)ラメ入りオリーブカラーのロングカーデ+白のチュニックタートル+黄色のロングカーデ+チャコールのスキニーパンツ・・・・

と思い返して、はたと思いあたりました。
つまり、ナンチャッテはこの冬の間、ずーーーーーーっと、ロングカーデとタートル(セーター)とロングスカーフとスキニーパンツという組み合わせしかしてこなかったという、衝撃の事実が判明してしまいました。


自分では、ロングカーデや、中のセーター、それにストールの色をけっこう大胆に変えているつもりでいたんだけど、生徒の眼から見たら、「毎日同じ服」にしか見えなかったのか!
いててて・・・


しかし、一度、ロングカーデの落な着心地と腰まで包み込む暖かさにに慣れてしまうと、もう肩の凝るジャケットには戻れません。なんと、ナンチャッテはロングカーデ購入の際に、ショート丈のジャケットを三枚も処分してしまったのです。
ロングストールは、気になるおなか周りもあいまいに隠してくれるし、縦ラインで着やせ効果も狙えるし。


こんなことではいけない。改めて職員室であたりを見回してみると・・・・
他の先生方は、けっこう薄着の方が多いのです。
実は、高校では、「職員室の中や、教室の中が寒い」ということはほとんどありません。
二時間目までは教室のストーブを稼働させているので、前の時間が体育だったとか、特別教室だったという時間割でなかったら、むしろ暑いくらい。実際、途中でストーブを消すことも多いのです。
ただし、廊下は激寒です。


ここは、悩みどころです。
ロングカーデで身を守るか、ファッションにも気を配る素敵な先生になるか。
私の高校時代のあこがれの英語教師は、ヒョウ柄スカートをはいていた。
かっこよすぎて、ナンチャッテの記憶に「刻印」されています。
本当は、その路線で行きたいっ。
でも、いったんゆるんだ体の線と気持ちは、なかなか絞れないっ。


というわけで、件の男子生徒の指摘から数日を経た今日も、再びロングカーデの路線で行きました。
冬来たりなば、春遠からじ。
近々薄着の季節がやってきます。
そろそろ体に「締め」の感覚を思い出させないといけないかも。