冬のファッション総括

朝のニュース番組を見て、
「ああ、もう春なんだ」
と実感。
なぜなら、女性キャスターの洋服が一気に春色に変わっていたからです。


気の早いキャスターさんは、もう半袖。
とはいえ、この寒さですから、一般人にはまだ春物を着る気合も勇気もないのでは?
まだまだ寒いです。今日も最高気温が11度と、二月下旬並みだそうです。

三月も半ばともなれば、そろそろ黒〜茶一色のコーディネイトは重いような気もして、毎年のことながら、この時期の服装には悩みがあります。
本当は、こんな時期にはスプリングコートなんかを着るといいのかもしれませんが、これも毎年のことながら、
「でも・・・わざわざ買っても、着る時期が限られているから・・・」
と、買わない理由(買えない理由ともいう)だけがおもい浮かんでしまうのです。


ところで、この冬に、コートって着ましたか?
今年は大雪が降ったりした寒い冬でしたから、ナンチャッテは、例年になくコートを着る機会が多かったんだけど、昔ながらのウールやカシミアのコートは着なかったなぁ。
なんといっても重いじゃん。
それに引き替え、ダウンのコートが大活躍しました・・・軽いもんね。
昔のダウンコートっていえば、ミシュランのあのマスコットみたいなイメージのものも多かった。
今のものは、すごく細身に見えるし、デザインもスタイリッシュだし、値段もお安い。


ついでに言うと、この冬はロングブーツに救われました。
細身パンツや厚手のスパッツ(カルソンパンツというのかも)が流行したおかげで、ロングブーツがはきやすかったです。
やはりブーツは暖かかった。
ただ、勤め先の学校の下駄箱には入らないので、お出かけするとき限定でしたけど。
以前、中学で非常勤をしていたとき、学校の校内で履く上履き用に、ハーフブーツを履いていた先生がいました。だけど、さすがに生徒がビニールのスリッパ履いているのに、内に毛の生えたハーフブーツを履くのはアカンかも・・・と、遠慮しました。
これってありなのかなあ?


あと、ロングカーディガンにも救われました。
細身パンツを履くと、丈の短いジャケットは着たくない。丸々としたお尻の存在感が、なんとも迷惑じゃないか。
で、必要に迫られてロングカーディガンを活用していたました。
まず暖かいし、肩もこらないし、細身パンツのお尻を隠せる。
チュニック丈のトップスとも相性がいいしね。


ストールも忘れてはいけない冬のお助けアイテムでした。
首元にまくだけで、本当に暖かい。しかもお腹周りもさりげなく隠せる。
唯一の難点は、生徒から、
「先生は教室の中でもマフラーしていますね」
との指摘があることです。ちなみに、生徒たちは、教室内でのマフラー使用禁止です。
苦し紛れに、
「これはマフラーじゃなくて、ストールじゃ。このストールがあってこそ、今日の先生のファッションが成立しているのさ。男の先生がネクタイなしじゃあ、間が抜けているのと同じことだよ」
なんて言ってしまってから、
(こんな言い訳がまかりとおっていいのか?)
と激しく自問自答してしまいました。