気が付いたら、チュニックばっか・・・

チュニックにスパッツというスタイルが、オバサン世代を中心に定着したのは、かれこれ12〜3年前ではないでしょうか。
そのころは、まだなんとか30代の体型をキープしていたナンチャッテは、
「あ゛ー、こういう体の線を隠すことだけに特化するような服を着たら、もう終わりだなぁ」
と、恐れ多くも天に向かって唾を吐くようなことを思っておりました。


と、気が付くと、自分の洋服の半分以上はチュニック丈のトップスに入れ替わっていました。
おなか周りはふんわりと、ヒップラインもさりげなくカバー。
手首あたりの七分〜八分袖で、細さを強調し、デコルテは大きく開けて首周りをすっきりさせる。
生地は、テロンとしたジャージー素材で、落ち感があって、ところどころにギャザーを寄せて陰影がつくようになっているで、目の錯覚で華奢な体型を想像させます。
とまあ、考え付く限りの『細見せ』テクニックを駆使したのが「イマドキ」のチュニック丈のワンピです。


出始めのころは、胸元に無駄にギャザーが寄せてあって、Aラインの幼いスタイルのものが多かったと思いますが、今は、先ほどのように、いろいろ細見せテク満載です。


まだナンチャッテのタンスの中には、ほんの数年前まで着ていた、体のラインがバシッとでるようなTシャツが山ほどありますが、これらが絶捨離の次なるターゲットとなることは、ほぼほぼ間違いありません。


とはいえ、チュニックとスパッツという、体を甘やかす一方の快楽に身を任せていると、何か恐ろしいことが起こりそうで、ちょっと心配。
以前勤めていた高校の用務員のオバサンが、ウエストニッパーの信奉者で、これをつけていると、あっという間に数キロ痩せたといっていたことを思い出します。


非常勤から常勤へ転身した知人は、激やせしたり、激やせとは言わないまでも、3キロくらいは痩せたといっていました。
ナンチャッテは今のところ、そのような気配が全くない以上、ウェストニッパーで体に多少の負荷を与えるというのも選択肢の一つとして有りかも。


チュニックにスパッツというファッションで唯一の難点は、真夏にスパッツは、それなりに暑いという点。
かといって、あの丈で素足、というのは公序良俗に反する。
希望としては、「お父さんのステテコ素材」で、スパッツ風(色は黒)というのがあったらいいなぁ。