もう台風?

数日前から、台風八号の心配がささやかれていました。
テレビのニュースでも、50年に一度の規模とか伊勢湾台風並みとか、その規模と威力についていろいろ報道されていました。
ニュースで見る限りでは、台風の通った沖縄・九州あたりは雨風ともに激しかったようで、お見舞い申し上げます。また、台風本体から随分離れたところで、雨による災害が引き起こされているようで、心配しております。



幸いなことに、この辺りでは、予想されていたほどの降雨もなくて、風力も、今のところはそう強くはなってきておりません。



ニュースでは、大雨に注意してくださいというコメントが流れるものの、土砂崩れとか河川の氾濫とか、規模が大きい災害なので、実際のところ、なにをどう注意するのか難しいのかもしれまん。
去年、伊豆大島で起きた土砂災害なんかはその典型で、島のある地域がごっそり土砂に押し流されてしまうような大災害では、「気をつける」というコメントでは、とてもカバーできないおもさがあります。
テレビのリポーターに答える被災地の住民は、ほぼ口をそろえて、
「ここに長年(70年とか・・・)住んでいるけれど、こんな大雨は初めてです」
とおっしゃっています。
住民の方々も、ここが安全だと思って住んでいるのでしょうから、晴天の霹靂なのでしょう。
人間の一生と悠久の自然のスパンの違いを感じさせられます。



で、つくづく思うのは、日本って、本当に自然災害の多い国なんだなぁってことです。
よくぞ、こんな災害大国で、日本人の祖先は、測量器具や重機もない時代から治水工事なんかを手掛けてきたものだ・・・と頭が下がります。


台風は、明日、首都圏方面に到達するとか。
大きな被害にならないことをお祈りしております。