かなり最低のファッション

前に、マスク着用中のナンチャッテですという記事を書きました。
マスクをすると、一気におしゃれしたい気分が盛り下がるものなのです。
まず、マスクをするとファンデーションやチークや口紅が取れてしまうので、最初から化粧をしないことが大前提となるのがマスク着用時です。ま、せいぜいアイメークするくらい。
お化粧しない前提だと、選ぶ洋服には限りなく制限がかかります。


マスクをした、すっぴんのおばさんにスーツはあり得ないし、かといって、柔らかい雰囲気のスカートも変だし・・・。もう、こうなりゃスポーツウエアの上下でもいいかも、というくらい、ファッションに対する情熱が低空飛行状態です。
実は、このお正月休みに、恒例の「アウトレットでお買い物」をしてきました。
そこで、とってもナンチャッテ好みのハンドバッグを買ったのです。
ナンチャッテは、バッグの革としては、ハラコとかバイソンとかワニとか、ちょっとワイルドな柄に、ものすごく心が引かれるのです。
ちょっと悲しいのは、「柄」ってところ。本物のバイソンやワニには手が届かないので。


ビッグスキンなんだけど、バッグの表はハラコにヒョウ柄のプリントが入っているもので、ナンチャッテの「好き」のツボに直球ではまった柔らかいバッグです。
ちゃんとファスナーが付いているので、トートのようなカジュアル感はありません。
これを買ったときは、こんな風に使おうとか、ブーツと合わせようとか、コートはあれを着て・・・と、あれこれ妄想ファッションショーで盛りあがったのですが、現実にはマスクの壁があって、全然ぜーんぜん楽しくなくなってしまうのです。
いつもなら、イの一番に新しい洋服やバッグや靴を使うナンチャッテが、あれだけ気に入ってかったバッグをいつまでたっても使わないのを見て、夫が、
「あのバッグ、いつ使うの?」
と聞いてきたくらいです。
それくらい、ナンチャッテのファッションへの関心は限りなく底辺で滞っているのです。


今日は、勤め先の高校で、50人近い生徒が風邪やインフルエンザで欠席しておりました。
インフルエンザ警報は引き続き出されている現在、恐ろしくてマスクを外すことなんかできません。
しばらくは、こんな調子が続きそうです。
ちなみに、生徒のみならず、教員も二名、今日からインフルエンザで出校停止になっています。