インフルエンザが流行っていますが・・・

私の勤め先の高校でも、インフルエンザの流行は続いています。
まず、教員のインフルエンザの罹患者の多いこと。
五人もの教員がインフルエンザにかかっています。
なぜか特定の教科間でインフルエンザの流行があって、六人の理科教員のうちの半数の三人が休んでいます。ど〜いうこと?


こうなると、空いた時間を、自習にするとしても、自習の監督を理科の教員同士で埋め合わせることもままならず、私、ナンチャッテが時間割をいじらざるを得ないという状況にも発展してきて、はっきりいって、仕事が増えて困っています。
まあ、それはいいとしても、生徒間のインフルエンザの流行にもある傾向があって、三年生に集中してるいという、大変由々しき事態に発展しております。
実は、今日からセンター試験
なのに、試験が受けられない生徒が、ナンチャッテが知っているだけでも三人ほどいます。あの人たちは、どうするつもりなんだろう?


今年は、例年よりも流行のピークが三週間も前倒しになっているとか。
インフルエンザにかかっているが、こっそりセンター試験を受けに来ているという生徒は、今年は特に、少なからずいるんじゃないか・・・・と邪推しているナンチャッテです。


先日、インフルエンザから復帰した教員に話を聞いたところによると、人によるかもしれませんが、タミフルを飲んだ次の日から、劇的に回復して、出校停止期間の数日間は、時間を持て余していたとか。
またまた邪推すると、これだけの勢いで流行っているのは、タミフルを飲んで見かけ上インフルエンザから回復した人が、勝手に世間に出て、実はまだ消滅しきっていないインフルエンザのウイルスをまき散らしているんじゃないか。


日本人は、小学校から高校まで「皆勤賞」などという、けしからぬ賞があるのをみてもわかるとおり、「休まない美徳」に重きを置きすぎている気がします。
人は機械じゃないんだから(機械だって時には故障しますよ)、調子が悪い時にはしっかり休んで回復させ、ましてや、感染する可能性のあるような病気の時には、はっきりいって周りにうつす迷惑の方が大きいんだから、「出てくんなよっ」と言いたいです。
ナンチャッテの周りにいる人で、「子供が少しくらい風邪気味でも、皆勤賞がかかっているから、無理して学校に行かせました」などと、自慢げに話す母親を知っていますが、なんという自己中な考えをする人なんだろうと、ちょっと嫌な気持ちがしました。

いずれにしても、インフルエンザのウイルスを持ちつつ、けっこう平気で世の中に出ている人もいますから、かからないように自衛するしか方法はありませんよね。気を付けましょう!