今年の大河

去年の黒田官兵衛、おもしろかったです。
息子Bの感想では、鶴太郎が出ていた前半が面白かったのではないか、とのことですが、確かにあのあたりの官兵衛は面白かった。若さがあった。
去年の官兵衛の山は、何といっても「中国大返し」だったと思います。
あの後、秀吉が天下を取って、茶々と光秀が政治を恣にしていく様子や、秀吉が次第に壊れていくあたりは、見ていて忍びなかったなあ・・・。
「歴史に陰に女あり」とは、しばしば耳にするんだけど、茶々は確実に豊臣家滅亡に一役買った人だよね。


岡田君には全く落ち度はありませんが、囚われの身となった官兵衛が足を悪くしたことと、顔に傷を負ったのも、ものすごく残念な設定でした。あんな美男をわざわざ汚したのは、返す返すももったいなかったなあ。


そう、それで、今年の大河の話題です。
やっぱり幕末〜明治維新の時代は、若手俳優が勢ぞろいして、見ていてわくわくしますよ。
早くも今夜は、吉田松陰が黒船に乗り込むという場面だそうですが、こんなに早い展開になるとは思っていなかったので、びっくりしました。
私の記憶では、吉田松陰さんって、20代で死罪となっていたような・・・
だとすると、吉田松陰は意外と早くに姿を消してしまうことになるのでしょうか。


ここ最近の大河の白眉は何と言っても「竜馬伝」でしょう。
今年は、「竜馬伝」と同じ時代設定ということで、作成側も見る方も、きっと「竜馬伝」を意識しているはず。少なくとも私は「あれと比べてると・・・」的な見方をすると思います。
いきなりハードルが高い今年の大河ですが、あの役者陣を見て、絶対におもしろくなるぞっと、期待値は高くなるばかりです。