ジジババ連れての旅

息子Bの入学式当日は、あいにくの雨模様でした。
前日朝からジジババを連れて出発し、昼前に到着。
その後、ホテルにチェックインして荷物だけ預けたのち、予約してあった老舗レストランで昼食をとり、あたりを散策した後に、有名な庭園を散策し、息子Bの下宿へ向かいました。


K市は地下鉄が通っていないから、市内の異動は自家用車かバスになります。
バスは縦横に走っているようですが、なにせ土地を知らない人間にとっては、バスほど使いこなせないものはありません。(時間も不正確だし・・・)
で、ジジババ連れということもあって、市内の移動はすべてタクシー頼みでした。
タクシーは、大体どこでも簡単につかまえることができます。


息子Bの下宿は、まだ生活歴が浅いおかげで、割合きれいになっていました。
ジジババは、息子Bが自力で洗濯をして洗濯物が干してある様子に、孫の成長を感じたようで、しきりにほめていました。
先輩からの情報で、ここは雪も多いが、梅雨時はずっと雨が降っているということで、サンルーム付きの部屋を選びました。梅雨時になったら、サンルームに置く除湿機も必要になると思います。

東京で生活している息子Aは、洗濯物をためてしまうらしく、小さな洗濯干し場に、きつきつに洗濯物を干しているようです。そのせいか、どうもパリッと乾かないらしく、いつも生乾きの匂いをさせているという最低の洗濯物コンディションです。息子Aにはかわいそうですが、東京で生活するというのは、洗濯物がパリッと乾かないということもアリのようです。


息子Bの下宿で落ち合って、その後再びタクシーでО市場へ出かけて、うわさの海鮮を食べました。
前に下宿に荷物を搬入した時にも、О市場で海鮮丼を食べました。ここは市場というだけあって、夕方には路上の魚屋さんは店を閉めてしまいます。午後六時には、なんとなく閉店の雰囲気が強く漂っています。ここで夕食を取りたいと考えているなら、少し早目がお勧めです。


ジジババと息子Bとナンチャッテの四人で、豪華『うに丼』を食べて、ご満悦。
そして、いよいよ翌日の入学式に備えて早めにホテルへと戻ってきました。


さて、ジジババ連れての旅行は、何が大変かというと、まず歩く速さが遅い。だから、移動距離は極力最小限コースを狙い、移動手段はタクシーが安全です。
しかも、しょっちゅうトイレに行くので、トイレの場所も常にチェックしておく必要があります。
「じゃあ、一時間後に駅の○○で集合ね」
ということができないので、常に三人が一緒に行動しないといけません。


二年前に、息子Aがジジババに東京案内をしました。
東京駅でピックアップ・大学構内の案内・スカイツリー・浅草などを巡り、夕食を取りホテルへ送り届け
、翌日は再びホテルまで出迎えに行き、更に東京見物に付き合って、再び新幹線に乗せるところまでやってくれたんだけど、これは結構大変だったに違いないと、自分で経験して初めてわかりました。


まあ、これで二人とも無事大学に合格して、ジジババ孝行ができたと思うので、まずは一安心です。