アリタリア航空

今回のツアーで利用した航空会社は、アリタリア航空でした。
フライトアテンダントのユニフォームは、コンサバなデザインで、きっちり感を出しつつも、緑色を基調としてしたおかげで、堅苦しさがなく、カジュアルな空気を演出していました。
日本の航空会社に多い紺色のユニフォームは、ノーブルなイメージが出ていて、かっちりしてい清潔感やフォーマル感を狙っているように感じます。
しかしなんといっても、ナンチャッテが乗った限りの航空会社のフライトアテンダントの中では、日本の航空会社がダントツできめ細やかな対応をしてくれていると思います。


エコノミークラスの座席ですから、当然コンパクトなスペースに座っていくことになります。これは、想定内のこと。ゆったり座りたければその分別料金のチャージをすればいいわけで、その気がないナンチャッテはそのことについて文句を言うつもりはありまぜん。
ただ、今回、ローマから成田へと向かう飛行機の座席に関しては、ちょっと言いたいことがあります。
座席の狭さは、行きの飛行機と変わりなく、通常のエコノミーサイズ。
ただし、前のテーブルの位置が、なんとも微妙なところについていました。
出発して最初の飲み物が供される際に、テーブルを下した時にそれは発覚しました。
テーブルの位置が一般的な飛行機のものよりも、5センチ程度低い位置に降りてくるのです。
するとどんなことが起きるか?
ちょうどおへその当たりにテーブルの端が当たってしまうのです。
普通体型のナンチャッテでもテーブルはおへそに当たり、机面をまっすぐにできずに微妙に浮いてしまうくらい。
太め体型の夫だと、テーブルを下すことができずに、完全におへその上で止まってしまって3センチ以上も浮いていました。だから、テーブルは角度的には10度くらい傾いた状態になるのです。

食事をするときには、ものすごい不安定なのです。

確かに、イタリア人でものすごく太っていたという人を見かけませんでしたが、この座席のサイズに合うほど痩せているかというと、そうでもない。
いったいアリタリア航空は、どういう体型の人を標準としてこの座席の設計をしていたのか?
謎が一つ増えてしまいました。

機内食は、日本食かイタリアンかのチョイスがあります。
ナンチャッテは行きのフライトでは日本食を頼みました。うな丼!でした。夫はイタリアン
をチョイスして、ラザニアが出てきました。
ナンチャッテとしては空の上でうな丼を食べられて嬉しかったです。
しかし、ちょっとこんな思いも抱いてしまいました。
たとえばチャレンジャーなイタリア人が、「そうだ、せっかくだから、初めて日本食を食べてみようか」という人がいたとして、初日本食がいきなり『うな丼』だったら、かなり驚くだろうなぁ・・・と。初日本食の人にはかなりハードルが高くないですかねぇ?