パン

ナンチャッテは旅行で楽しみにしているのは、ご当地の味を賞味することです。
旅行に先立って届けられた旅程表一覧には、こんなメニューが載せられていました。
ミラノでの昼食はミラノ風カツレツとリゾット、デザートはアップルケーキ。
夜は魚料理
フィレンツェでの昼食はトスカーナの名物料理ビスティッカ・フィオレンティーナ
ナポリでの昼食はカプレーゼと主菜 
ナポリ二日目の昼食はボンゴレスパゲテイー。夕食はカルボナーラとサルティンポッカ

常に料理二品とデザートという形式で、パンと前菜にパスタかサラダ、主菜に肉か魚、それにデザート。
朝はどのホテルでもアメリカンスタイルの朝食で、ハム数種類とチーズとベーコンとスクランブルエッグ、ヨーグルト数種類とシリアル数種類、缶詰のフルーツ(モモとかプルーンとかフルーツミックスとか)、時々丸ごとリンゴとオレンジ、ジュース各種とコーヒー、それにパン。
ナンチャッテが知っているホテルの朝食で、一番おいしかったのは、ハワイのマリオットホテルの朝食です。(10年前以上前に泊まりました。多分、今はホテルの名前が変わっています)チャンスがあればもう一度行きたいホテルです。

それでイタリアの、パンなんだけど、ナンチャッテはこれ以上ぱさぱさのパンを知りませんというくらい硬くてぱさぱさのパンが出てきたのには非常に新鮮な驚きを感じました。見た目は日本でもよく見かけるバターロールなんだけど、最初手にしたときには、あまりの硬質な手触りに、ひょっとしたらプラスティックの食品サンプルなんじゃないかと思ったほどです。
しかも塩分が全く感じられないパン。ナンチャッテも時々やっちまいましたが、家で食パンを作るときに、うっかり塩を入れ忘れてしまいことがありました。塩味のしないパンって多分食べたことないんじゃないかな?はっきり言って、おいしくないです。もっとストレートに言うとまずいです。幸か不幸かナンチャッテ家では、2〜3回経験したことがあります。だからこそナンチャッテは確信しました。このパンには塩が入っていないか、もしくは非常に塩分を控えているんだと。

なぜ、イタリア人は、このパンに甘んじているのか?
ひょっとしたら、パスタ用の小麦粉を使うと、こうなるのか?
それとも健康志向が強いのか。
私たちが、正しい食べ方を知らないだけなのか?

クロワッサンを置いているホテルもありましたが、こちらの方は美味しかったです。だけど、クロワッサンはいつも置いてあるわけじゃなくて、有る無しの確率はほぼ50パーセント。