サンピエトロ大聖堂

旅の最終目的地はローマです。
私たちののツアーの日程の都合上、最終日8/15。
この日は聖マリア様の昇天日とかで、カトリック教徒には大切な祝日なんだそうです。
そのため、15日にはシスティナ礼拝堂の入場ができないということでした。
これに関してはとっても残念なんですが、ツアーの申し込み当時から分かっていたことなので仕方がありません。


アメリカ人は、同じキリスト教徒でも、プロテスタントが多いので、マリア様信仰とか、マリア様の祝祭日とかいうのは、なかったような気がします。
一方、イタリアでは、町の至る所でマリア様信仰の気配を感じました。
例えば教会の建物の尖塔にマリア様の像があったり、町中にマリア様の像が立っていたり。


そういえば、おもしろかったのはカソリックの教会では、教会内に入るのに、女性の肌の露出が多い服装の場合は、布を巻くように指示されていました。入口のところで、しばしばアメリカ人らしき観光客が呼び止められているのを目撃しました。
アメリカ人は短パンにタンクトップというのを、結構年増で重量級ののオバサンでも平気で着てしまいますからねぇ。


さて、バスの運転手さんが気を利かせて、夜、ホテルへ戻る直前に、バスを回してサンピエトロ大聖堂前につけてくれました。
夕闇の中、ライトアップされて、白亜の教会がそうごんに浮き上がる姿は、圧巻でした。
翌朝も同じ場所を訪れたのですが、夕闇の中に浮かび上がる教会の姿の美しさはひとしおでした。
何かとテレビの報道で、サンピエトロ大聖堂の外観を目にする機会も多いのです。新しく法皇様が選ばれるようなときには、前の広場に7万人からの信者が集まって見守っている・・・という報道をみて、どんなにか広い広場かと思っていましたが、本当にここにそんなに大勢の人が入れるのか?と思いました。
大聖堂横には、聖職者の住居があります。
「あそこが法皇様の居室です」
と、窓を指さして教えてくれたのですが、ガイドさんの教えてくれた部屋と、添乗員さんの教えてくれた部屋の場所が違っていました・・・。