早茶にチャレンジ

昨晩はオープントップバスに乗り、ネイザンロードを散策し、タクシーを拾えずにへとへとになってホテルに戻りました。
香港人の夜遊び人口は、半端なく多いし、夜も店がずっと開いています。
とにかく、道をすれ違うのに人とぶつからずにはおられません。
若者が多くて、パワーがあるなあ、という感じ。

次の朝は、私のウィッシュリストにも載せてありましたが、早茶を楽しむというミッションにチャレンジしました。
要するに飲茶の朝ごはん版だと思っていただけばいいです。
ガイドブックによると、「翠園」はオーダーシートだけでなく、ワゴンがぐるぐる回ってきて点心を売るスタイルもある、と書いてありましたので、朝ごはんを食べるために電車に乗って行ってきました。
「翠園」は、駅ビルの中に入っているレストランでした。
私たちが訪れた時には、すでにお客さんがロビーに溢れていました。どうやら場所を確保するために、自動販売機で人数を打ち込んで予約するスタイルらしかったです。ナンチャッテと息子Bが、このシステムを理解できずに困っていたら、地元のおばちゃんが、やり方を教えてくれました。

そうそう、ここで大切な情報!
香港といえば、100年ものあいだ英国領で、みんな英国風の名前を持っていたりして、イメージ的にはほとんどの人が英語を話し、簡単に英語が通じ取ると思っていませんか?
実は、思う存分英語が通じるのはホテルみたいな場所だけです。
一般住民は、ほぼ100パーセント英語が通じません。通じるとしても、カタコト英語くらいなもんです。ちなみに、日本語はもっと通じません。
息子Aは、特技の英語を使ってママをエスコートしてくれるはずだったんだけど、むしろママのナンチャッテ中国語の方が通じてしまう場面もあるくらいでした!

さて、案内されて席についたものの、一体どのように注文するのか分からず、辺りをチラチラ観察して、なんとか注文完了。
私たちが三泊四日の香港で食べたすべての食事で、不発は一品もありませんでした。
食いしん坊は、ぜひ香港へいらしてください。
ちょっと立ち寄った店で食べた杏仁豆腐やマンゴープリンも、日本の三倍ほどの器になみなみと注がれていましたが、味は大変良かった。噂の「亀ゼリー」にしても、コカコーラのような強烈な色にタジタジしたものの、糖蜜をたっぷりかけて恐々口にすると、滋味が体に吸収される感じで、悪くはない。唯一、だめだったのが、「亀ゼリー」と一緒に出してくれた、漢方色満載のお茶は、まずかったです。ただし、このお茶は、美味しいとか不味いとか、そういう物差しではかるようなステージにはいない食品だと思います。


「翠園」の早茶も、二人で6品ほど注文しましたが、大変おいしかった。本当は、お粥も注文したかったのですが、注文の仕方がわからないまま、店を出ました。
お勘定は、テーブルでやってくれるんだれけど、悩ましいのがチップ。
明細を見るとサービス料も含まれていると書いてあるんだけど、この場合のチップって要るのか?