黒板の字 パート②

一つ冷や汗ものなのが、休憩時間。


授業と授業の間の休憩時間に教室移動のために、廊下を歩いていて、何気なく教室を覗いたりします。
10分の休憩時間の間に、生徒たちは次の授業のために教室移動をしたり、黒板を消したり、トイレに行ったり、教科書を借りにいったり、体操服に着替えたり、まあ慌ただしく過ごしています。
次の授業が体育だったりすると、黒板を消すこともなくそのままにしておかれることがよくあります。

惚れ惚れするような美しい字で、完璧なレイアウトで板書している先生もいらっしゃいますが、私はあの字を残しておく気持ちにはなれません。


あの字が、一時間消されずに教室に残っているかと思うと、いてもたってもいられません。
「今日の当番の方。くれぐれも黒板を綺麗に掃除しておいてね」という台詞は欠かせません。


そして、ちゃんと当番の生徒が黒板を消し始める姿を見届けるまでは教室を出られません。