卒業式

2〜3日前には、初夏を思わせる気候だったのに、今日は久々に貼るカイロの二枚使いとレッグウォーマーの登場となった寒さとなりました。式の執り行われた体育館の寒かったこと!



中学校の卒業式も、随分洗練されてきましたよ。
まず、祝辞は校長先生とPTA会長の祝辞だけ。お偉い方々の祝辞の代読とか、お歴々の紹介とか、祝電の披露とか、そういう形式だけのものがなくて、心のこもった祝辞だけをいただけたので、かえって心に染み込みました。




一人ひとりに卒業証書が授与されますが、一時間もかからないで滞りなく終わりました。
また、答辞や送辞もごくあっさりした、でも感情のこもったよいものでした。
答辞・送辞も掛け合い形式で、その途中に歌も入っていて、飽きさせない趣向となっていました。



式の後、私たちオバサン講師が、三年生の担任の先生に
「心のこもった良い式でしたね」といいましたら、
「卒業生というより、周りの人々に支えられました」とおっしゃいました。
私たちが、意味を図りかねていると
「いゃー、この子達の入学式の時は、式典の最中に父兄がベラベラしゃべっていたりして、とてもザワついた式でしたから、内心心配していたんですが、今日は下級生も父兄の態度もすごく真剣だったからよかったです」とおっしゃっていました。



分かるわあ。
息子Bの小学校で、PTA関係の集まりがあると、先生は子供に注意するより、大人を黙らせる方に神経を使っていますから・・・・・



今年は、去年と比べると、父兄の服装が静かというか穏やかというか思わず目を見張ってしまうような「衣装」もなく、全体的にいうとコンサバ系な服装の方が多かったです。
去年、目を剥いてしまった「ブーツ」を履いた方は一人もいらっしゃいませんでした。