ファイルに猫の糞とは!

これは、一年生の国語を担当しているM先生から聞いた話です。



前にも紹介しましたが、定期テストが終わると、毎回、ファイルチェックの仕事が待っています。ちゃんと配ったプリントが存在するか、ノートを取っているか、授業は聞いているかをチェックシートでチェックします。
これは、けっこう負担が大きい仕事で、35人分のファイルの中身を一枚一枚チェックしなければならないのです。私の一番嫌いな仕事の一つです。



M先生がある生徒のファイルをチェックしていました。
ファイルは、もうボロボロで、表紙も中身も落書きだらけ。
そして、極め付きは、なにやらおぞましい臭いが染み付いていたそうです。
おぞましい臭いというのは、糞の臭い!


なんと、ネコの糞がファイルについていたんだそうです。



問題のファイルの持ち主を呼び出して糾弾したところ、彼の家にはネコが20匹もいて、そのネコの糞が家のあちこちに落ちているようなのです。
「たまたまネコの糞の上にファイルが載っていたんだ」と、こともなげに答えそうです。
一体、どういう家に住んでいるのだろう?


その話を聞いて私が「中学生にもなったら、汚れた部屋を片付けるのは、自己責任だよね」と申しましたら、
「いんにゃ。それは違う」と複数の先生に言われました。
とにかく、想像を絶する劣悪な環境にいるそうです。


私たちが息子や娘の部屋が汚いといって注意する時、こういうのが決まり文句じゃないですか?「パジャマの脱ぎっぱなしはやめなさい」とか「靴下を丸めて脱いで机の下に隠しておくのはやめてくれない?」とか「学校で貰ってきたプリントはちゃんとファイルに閉じなさい」とか。
こういう汚さのレベルとは格が違うというのです。

昨今、日本全国津々浦々で流行りの ごみ屋敷並み?
ネコの糞が部屋中に落ちているレベルってどんなレベルだろう?