沈丁花

私の大好きな花が満開です。沈丁花。
沈丁花は、挿し木でどんどん増やせます。私は、花が終わって、新芽が一斉に出るころ、徒長した枝をバチバチ切って、本当に適当に地面に挿しています。半分以上の枝が根付くほど簡単に増やせます。
我が家は、15年前に人から頂いた沈丁花の挿し木を増やして、今では20本くらいまで増やしています。
沈丁花は、常緑樹なので、冬の間も葉を落とさないし、樹形も自然に丸くなるし、背の高さも１ｍほどで成長を止めるので、狭い庭にはピッタリの手間いらずな庭木です。
半日陰でも十分に育つと聞いて、去年、私は家の裏の通路に沿って10本ほど挿し木しました。
それが今年の春にはもう花をつけています。

春は生暖かい空気と、大量に飛んでいる花粉のせいで私の一番嫌いな季節なんだけど、この沈丁花の花と香りだけは毎年待ち望んでいるものの一つです。甘くて濃厚な香りなので、部屋の中までその香りが充満しています。
本当だったら、窓全開で香りを楽しみたいのですが、憎っくきスギ花粉のせいで、それもできません。

春は、梅から始まって、水仙、木蓮、沈丁花、フリージア・・・五月のバラまで、香り高い花が多いですね。
庭に花が絶えないというのは憧れですが、実は私の一番の夢は、家の前の路に、一年中花の香りが絶えないような庭です。
いい香りがして、あまり大きくならなくて、素人でも育てやすい木・花をご存知でしたら教えてください。