落ち込んだ時に読む本

体調がものすごく悪いときや心が沈んだときには、絶対にハッピーエンドになると分かっている本を読みます。
赤毛のアン」とか、「大草原の小さな家」みたいな系統の本です。
図書館で本を借りるときは、自分の体調もしっかり見極めて、気持ちが沈んだ時用の本も一冊くらい確保しております。
毎回赤毛のアンというわけにもいかないので、最近は、ロザムンド・ピルチャーさんやミス・リードさんというイギリスの作家のものをよく借りてきます。



話の流れとしては、ハーレクイーン・ロマンスに近いかも。
たいていは、中流家庭かそれ以上のクラス出身の人が主人公で、性善説を前提にしていて、おせっかいで親切で慈悲深い年寄りが必ず登場し、話の展開に大きく寄与します。
そういえば、以前ご紹介した慶次郎縁側日記」の森口慶次郎も、おせっかいで親切で慈悲深い年寄りという設定ですね。




今の世の中に足りないのは、おせっかいで親切で慈悲深い年寄りのパワーなんじゃないかなぁ、という気がします。
団塊の世代のおじさん・おばさんがおせっかいで親切で慈悲深い年寄りパワーを発揮してくれたら、世の中が随分明るくなるような気がします。