お肉屋さん

昨日は、週三回は立ち寄るお菓子屋さんのことを書きました。
今日は、週一回は立ち寄るお肉さんのことです。



このお肉屋さんは、大きな食品店の中の一角を占めている精肉コーナーにあります。
毎回、試食コーナーを出して、大盤振る舞いにお肉を試食させてくれています。
土日ともなると、ショッピングカートがコッツンコとぶつかり合うような盛況ぶりなので、私は土日を避けて平日に訪れるようにしています。



このお店でいつも試食コーナーに立っているオバサンは、私が大体週に一回のペースで訪れていて、一週間分のお肉を買っていくということを知っているようで、特に、息子Aの弁当用に買う「一口ステーキ」は毎週の定番なので、覚えていてくれます。
「いつもたくさん買っていただいてありがとうございます」
の一言があるのです。



ちなみに、ここは業務用のお肉がキロ単位で売られているようなお店ですから、1キロや500グラムのお客なんて、ここの店員さんにとっては、小口のお客にきまっています。
でも、すっかり顔見知りになっていて、試供品の肉用調味料なんかをおまけしてくれたりします。



あっ、勘違いしないで下さい。
試供品のオマケがほしくてこんなこといっているんじゃありません。
ただ、週に一回訪れるお肉屋さんのオバサンとは顔見知りの関係があって、ちょっとした会話があって(このあいだの試供品の胡椒、おいしかったわぁ・・・程度の会話)、人間味を感じるといっているのです。
試食の焼肉をアレコレ食べながら、ほんとうにささやかな挨拶程度のお話をするだけで、私はこのお肉屋さんに愛着を持てるのです。
試食をさせてくれるオバサン独特の、ちょっと低くて腹の底からでているような声で、お客が気軽に試食に手を出せる雰囲気全開の下町肝っ玉かあさんの声を聞くと、下町の雰囲気が味わえて嬉しいんだわ。



ひょっとしたら、昨日話題にあげたお菓子屋さんCでは、お揃いの帽子とエプロンに表れているように、洋菓子を売るお店として、敢えてちょっと気取った雰囲気・・・客とは馴れ馴れしくしない・・・・を出しているのかもしれない、のかなぁ?