平成19年度

四月になりました。官公庁の暦も一斉に平成19年度に替わります。
実は、今上天皇には申し訳ありませんが、この元号って、今ひとつ定着度が薄いような気がします。
と、いうか、新たなるミレニアムを迎えて以来、世間一般的に200x年という言い方が、以前にまして市民権を得てきたような気がするのです。



今から20年前を、思い出してください。およそ年号が記入してあるものは、昭和で書かれていませんでした?
だから、パスポートやその他の書類を西暦で書くようなときには、換算表みたいなものを作って確かめながら書いた記憶があります。カレンダーにも「昭和」と印刷されていて、一体今年は西暦何年だったっけ、と思ったりしませんでしたか?



今、我が家のカレンダーには、2007年とだけ印刷されているものが大半で、少数派が2007年(平成19年)と但し書きのように書かれているものと、年号が印刷されていないものです。
平成19年とだけ印刷してあるものは一つもありません。



平成も、このまま50年くらい続いたら、やはり昭和のように定着してくるのでしょうかねぇ。