ターゲット

先週から、赴任先の中学で授業が始まりました。
二年生を三クラス担当しています。
二年生って、どうしても馴れと緊張感のなさと惰性で、ついつい中だるみしやすい学年だといわれいます。
教室に入った時点で、大体の雰囲気って分かるものです。
完全に弾けているのか、望みがある生徒が少しでもいるのか、すごくいいのか。

今回の二年生は、大ヒットでした。
変に馴れていないし、スレていないし、緊張感もあるし、何より私語がない。今日で三回目になりますが、本当に私語がないのです。

ここまで真剣に聞いていただけると、こちらも俄然やる気が出ちゃうのです。



よく、学校の授業は、だいたい中レベルの生徒をターゲットにしているという噂を耳にします。
数学や英語はそうかもしれませんが、国語に関して言えば、中レベルをターゲットにした授業では、すごくタルい授業になってしまうと思っています。
英・数と根本的に違うのは、国語というのは、みなさん字面は理解しているのです。

だから、
「こういう見方をすると面白いよ」
という読み深めるためのヒントをあげると、「!」マークが頭の上に付くのが分かります。
・・・・明日に続く・・・・