緑の手 その後

以前イギリス人の庭がなぜ、あんなにも美しくて、しかも常によい状態の花が咲き乱れているかという内容のブログを書きました。
平均的なイギリス人家庭がガーデニングに費やす費用が6000円とのことでした。6000円かぁ。少ない額ではないけれど、私も、家計から無駄な出費を抑えて、6000円を捻出して、ガーデニングを充実させようと一大決心をしました。



その決心の後、園芸店へは三度足を運びました。
現在、花盛りなのは、玄関門扉脇のツツジです。
そして、片方のアプローチ沿いのゼラニウムが、もう片方にはデルフェモニカが満開です。



玄関ポーチ脇の鉄柵のバラもそろそろ満開を迎えます・・・・の筈だったのですが。
なんと、花芽も着き始めた四月下旬ころに、うどん粉病というのでしょうか、葉の表面に白く粉を吹いたような症状が表れたので、涙を呑んで感染している葉を全て切り落として処置しました。
殆どの葉を処分してしまったので、今年の春は花が見られそうもありません。
うどん粉病の予防対策があったら教えてください。



一方、つくづく貧乏性だと思うのが、こぼれ種から芽を出したアリッサムを移植していることです。
これは本当に優等生な植物で、真夏こそは花のつきも悪いのですが、春先から秋の終わりころまでずっと花をつけてくれるし、おまけに宿根草なのです。
こんないい子を無下に抜いてしまうことはできません。
でも、スッキリしたお洒落な庭を目指すのであれば、こういう温情のかけ方はいけないことなのです。ショボショボでヒョロヒョロのアリッサムが、庭に貧乏臭さというか垢抜けない印象を与えているのです。
分かっています。でも・・・・。



去年の秋に寄植えした鉢の処分の時期も近づいています。
ハボタンとシクラメンと白妙草の鉢。ハボタンとパンジーとアイビーの鉢。ノースポールとアリッサムとパンジーの鉢など。
いつまでも愚図愚図していると、夏の鉢がショボくなってしまうので、えいやっと変えてしまわないといけないのでしょう。

でも、でも・・・・・植え替えの時期が一番嫌いです。