作文

いよいよこの単元を扱うシーズンがやってきました。
本当に気が重い単元です。
それは作文。



私は、文を極限にまで短くしてゆく詩・短歌・俳句を作るのは苦手なんだけれど、長く書いてもいいといわれれば、五枚でも六枚でも全然苦痛じゃない生徒だったので、本当のところ、中学生にもなって、
「五枚の作文が書けない」
「書くことが何にも無い」
という人の気持ちがよくわかりません。



確かに、五枚分2000字弱の文字を鉛筆で埋めるという作業はとっても苦痛でした。
おこがましい言い方かもしれませんが、常に代表作品として選ばれていた私は、普通の人の四倍か五倍は書き直しさせられてきました。
今思えば、すごくつまらないことに時間を費やしてきたんだなーという気持ちがしないでもありません。あの当時にせめてワープロが存在していたら、どんなにか手間が省けたことだろうと、早く生まれすぎた自分がちょっぴり悔やまれます。


その経験を活かして、私は少なくとも私が担当している生徒で、代表作品候補として選んだ作文・感想文は、私がパソコンに入力してあげます。
そして、生徒がその用紙に書き込んだり削ったりした部分を再び入力して書き換え、最終的に清書するだけの労力で済むようにしてあげています。パソコンで誤字脱字のチェックもできるし、文字数(枚数)の制限も分かるので、助かっています。
手書きで書いていて、200字オーバーなんかしたら泣けますから・・・・・。
続く